消防士のレベルＵＰ>燃焼現象にはどれくらいの酸素が必要？

火災のことを俗に火事といいますが、「燃焼現象」において

エネルギーが暴走し、人間の意図に反して物が燃え続けて

これを放置しておくと、人命や財産に損害を与える場合のことを火災といいます。


消防法第一条と同じようなものですね。


その中でも、燃焼の火災伝達がきわめて速く、非常に高温を伴う

瞬間的な燃焼で、気体が急激に膨張して爆発音を発し

周囲に機械的破壊力を及ぼす燃焼のことを「爆発」といいます。

いわゆる「ガス爆発」がこれに該当しますが、この爆発も火災に分類されます。

火災とひと口にいっても、その種類は物凄く多く

普通は、火災によって被災した物件を対象に

建物火災、車両火災、林野火災などに分類されますが

消防法令上では、燃焼の特性から次のように分類されています。


１、Ａ火災：普通火災ともいわれ、木材、紙、布などの普通の可燃物のことで

水で消火可能な火災のことを指します。


２、Ｂ火災：一般的に油火災といわれ、石油類や動植物油など半固体油脂を含めた

引火性物質およびこれに準ずる物質の火災、つまり水では消火不能あるいは

消火困難な火災のこと指します。


３、Ｃ火災：俗に電気火災といわれるもので

変圧器、配電盤、その他これらに類する電気設備の火災

つまり水をかけると感電の危険がある火災をいいます。