消防士のレベルUP>無圧水利を使用して消火活動!

この無圧水利は、一番訓練がやりやすい内容なはずです。


近くの池や川、防火水そうなどを使用してみましょう。




では、さっそく




1、水平な位置に停車、ニュートラルにしておきます。もちろんパーキングも。


2、PTOを作動した後に下車、輪止めをかいます。


3、有圧水利と違い、次は水利の確認!

川や池の有効水量があるか、防火水そうなどは、蓋を開けて水があるか確認。

☆川などで水量が少ない場合☆

ブルーシートや、何か重いものを使って溜ますのような場所を作ったり

川底に穴部分を作ったりして、水量を確保する方法もあります。先輩に聞いてみましょう。


4、水量が確認できたら、ストレーナーを付けた吸管を延長、控え綱をはずし投入。


5、控え綱を車両等に縛った後、真空ポンプを作動。


6、徐々に水が吸い上げられ、連成計に動きがでます。



※揚水完了したら、ほんの少しマイナス側に針が傾きます。

理由は、簡単。連成計部分から負圧になっているから。

見たことない人は、ぜひ自分の目で確認しましょう。


そして、隊員から「放水はじめ」がかかっていて揚水を急いでいる場合は

放口をあらかじめ開いていてもOKです!


7、揚水完了したら、真空ポンプが止まるので、ゆっくりとスロットルを解放。


8、そして、必要に応じて冷却水バルブを開きましょう。



こんな感じでしょうか。

追記で

川に水利部所する際に水深が浅い場合があります。

こんな時って、みなさんだったらどうします?

一般的な方法だと、ブルーシートで川幅を狭くして

水深を確保するというもの。

でも、川幅が広いような場所だと無理ゲーですよね。

そんなときは「スコップ」をぜひ使ってください。

このスコップでどうやって、水利を確保するかというと…

そうですね。正解です。

スコップで穴を掘って水深を確保するというもの。

ブルーシートに比べると、そこまで時間と労力がかからないのでオススメです。

気になった方は、訓練などでぜひやってみましょう。

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