警防のレベルをUP>止水弁って何ですか?

止水弁とは、主ポンプと真空ポンプを結んでいる管の中に設けられているものです。

主ポンプと吸水管内の空気を真空ポンプで抜いていき

真空を作るときだけ繋がっていればよく

揚水後も繋がっていてしまうと、真空ポンプの中に水が入ってしまい

排気口から水が流出することになります。


これを防止するために、通常では、真空ポンプが回転すると弁のダイヤフラムの働きにより

大気に接している上の弁室よりも下の弁室のほうが

空気が排除された分、圧力が低くなるために

ダイヤフラムが大気圧で下向きの力を受けて、スピンドルが押し下げられて

弁が弁座から離れてすき間ができます。




主ポンプ等の空気はこのすき間から真空ポンプ側へ流れます。


揚水後は、主ポンプ内で発生した水圧とダイヤフラムの弾力によって

弁が閉じられ、真空ポンプへの水の流入を防ぐ働きをしてくれるのです。


文章で書いてみると、よけいに難しいですね…

わからなければ、先輩に絵を書いて教えてもらってください。

各市町によっても違いますが、訓練すらなかなか出来ない署所もありますからね。

自分で勉強するしかありません。


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