消防士のレベルUP>自動放口閉塞弁が不良そのときどうする!

ポンプ車を点検していて、放口から手が吸われてしまう。

そんなことって、ありませんか?


そんなときは、どうしてますか。

今の消防車は、ほとんど壊れることがないので

あまりイメージしにくいかもしれませんが

まれに、自然水利などで水を吸水した際

自動放口閉塞弁に小石などが挟まってしまい

真空ポンプを作動させても、真空がかからない場合があるのです。


そんなとき、あなたはどうします?

上司に相談する…整備課に相談する…

色々方法がありますが、なんでもかんでも聞いてしまっては

「こいつ、なんにも知らないな〜」

なんて思われてしまうかもしれません。

なので今回は、そんな場合の対処法について説明していきます。


まずは、ちりよけ籠&ストレーナーをきれいな水で洗います。

次にきれいな防火水そうなどから、ポンプで水を吸い上げて

スロットルを高回転に上げて、放口レバーを開く閉じるを繰り返いします。

こうすることにより、自動放口閉塞弁に強い水の力が働き

つまっている小石等が弁から外れるという仕組み。

これで完璧に自動放口閉塞弁が直るとは限りませんが

ひとつの方法として試してみる価値ありですよ!


といっても、上司に言わず勝手にやってしまうと

問題になりそうなので、事前にこうゆうことをやりますと

一言いってから不良を解消する方法を試すようにしましょうね。









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