消防士>スプリンクラーを付ける理由

スプリンクラー設備は、火災が発生した場合に

天井面に取り付けてあるスプリンクラーのヘッドが

感熱作動によって、自動的に火災を検知（発見）してくれるとともに

そのスプリンクラーヘッドから火源及びその周辺に水を大雨状に散水させます。


そして、火災を初期段階で効率よく消火することを目的とした

固定式の消火設備のことです。


水源、加圧送水装置、自動警報装置、スプリンクラーヘッド

水道の配管、端末試験弁、送水口などから構成されています。


統計の結果によると、スプリンクラー設備による消火の成功率は

なんと、テレビ局の視聴率もビックリの96％

しかも、大部分が１個程度のスプリンクラーヘッドの放水で消火され

水による損害も、ごくわずかという効率の良さです。


しかし、スプリンクラー設備は設置費用が高く

その維持管理にも多少手間がかかるようです。


ですが、自動の消火装置としての消火能力は、他の消火設備と比べて

究めて安定的であり、自動消火の効率も抜群に良いので

法律で設置が義務付けられていないような建物でも

万が一のことを考えると

設置をしておくのが賢明であり、とても安い設備投資ともいえるのでしょうね。